ホーム > Diary > 鹿児島へ

鹿児島へ

行ってきた。弟の結婚式に参列するためだ。せっかく鹿児島までいくんだからということで、家族旅行も兼ねて2泊3日行程にした。
初日は天気は良かったものの、気圧配置の関係か大阪よりもえらく寒いという南国のイメージ払拭キャンペーンですかこれはというような寒さに遭遇。風もとにかく強かった。


寒いながらも、天気は良かったので桜島は稜線が綺麗に見え、噴煙も確認することができた。生きてる火山(←煙吐いてるのね)はもうなんつうかセンター・オブ・ジ・アースぐらいでしか見たこと無かった(←それ作り物です)けど、この存在感はものすごい。鹿児島市内から桜島へカーフェリーで24時間渡ることができるというので島に上陸して車でウロウロ。道の駅らしいところでマグマカレーなるものを食ってみた。なんのことはない普通のカレーだった。(煮込みが凄かったからウマかったけどね。想像してたのとギャップがね・・)
夕方にホテルにチェックイン。泊まったのは温泉旅館風ホテル。ハードの古っぽさは若干あるものの、丁寧に世話してくれたのでなかなか好印象。夜は親族で宴会して酒をいろいろ飲んだ。幻の焼酎と呼ばれる森伊蔵も置いてあったので飲んでみた。ほんとに芋焼酎ですか?と疑いたくなるような繊細なお味。買いたいけどこれ抽選販売らしい。しかも一杯しか飲めなかった。残念。
2日目は弟の結婚式。いずれやるやるとは思ってたけども、あっさり抜かれた。orz
まぁ、コレばっかりは縁だから致し方ない。弟夫婦にはしっかり幸せになってほしい。しかしまぁただでさえ結婚式ってのはウルウルきてしまうものなんだけども身内となるとまたその感極まりパワーが数倍に達するわけで。暗闇でひっそり感涙してた。明るくなるまでには必死で涙を引っ込めた。(ぁ
最終日に知覧の特攻隊平和記念館へ。特攻隊と呼ばれる人々の多くはこの土地から飛び立っていったという。いくつもの写真と遺書や遺品が展示されているのを読みふけった。年の頃は自分と同じか若いぐらい。己の命を犠牲にするべく戦地に赴いていった人々の言葉はどれもが重く、そして深い。ある種の達観の域の文章を書き遺している。自分の命に換えて大切なものを守るという行為。俺にできるだろうかと考え込む。恐らくその重圧に押しつぶされてしまうハズ。こんな理不尽なことを強いる戦争行為を許してはならないし、この先繰り返すことがあってはいかんと水底から引き上げられた朽ちた零戦を前に心の底から思う。
初日からの寒さが最終日には雪も連れてきた。冠雪の桜島を見る。桜島はちょっと離れたところから見るのがイイなぁと個人的に思った。鹿児島市内から眺める桜島は上陸して眺めるより大きな存在感を感じた。曇天が頂上付近にかかってよく見えないけどそれもよかった。
今回の旅は総じて考えさせられる旅だったなぁと。もうちょっといい気候になったらまた来てみたい。

ホーム > Diary > 鹿児島へ

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る